Fattoria AL FIORE / ファットリア アル フィオーレ
PASSO A PASSO 2023 Rosso
品種 メルロー,ピノノワール,ピノグリ,ヤマソー,ピノブラン,甲州
葡萄産地 山形県,宮城県
Alc 13%
醸造所 Fattoria AL FIORE(宮城県川崎町)SNS @fattoriaalfiore
特徴 ◆無濾過◆野生酵母◆亜硫酸塩無添加◆詰口本数 852本
宮城・Fattoria AL FIOREより、待望の「PASSO A PASSO」シリーズがリリース!
5年目となる自社圃場産ぶどうを使用した、注目の1本です。
ややガーネットを帯びたラズベリーレッドが印象的な、奥行きある1本。
今飲んでも、これからでも楽しめる熟成ポテンシャルを秘めた赤ワインです。
レーズンやデーツ、ほんのり杏子を思わせるドライフルーツのニュアンスが立ち上がります。
時間の経過とともに、フランボワーズや赤いベリー系の華やかな香りがふんわりと広がり、複雑で魅力的な香りの変化が楽しめます。
今回のヴィンテージでは、他年よりも醸し期間を長く取り、2023年の段階でもすでに落ち着きのある味わいに仕上がっています。
今すぐに飲んでも美味しく、さらに熟成させることでより深みを増した表情を見せてくれることでしょう。
おすすめの飲用温度は、16℃前後のセラー温度。
時間をかけて、ワインの変化と余韻をじっくりと味わっていただきたい1本です。
ぜひお試しください。
〇ぶどうについて
自社ぶどう比率 11%(ピノノワール,ピノグリ,ヤマソー,ピノブラン,甲州)
農家さんぶどう 89%(メルロー:大野正敏さん、ピノノワール:秋葉陽輔さん・木村純一さん)
醸造家 目黒さんからのコメント
引用:Fattoria AL FIORE
《PASSO A PASSO series》について
2015年より、自社畑のぶどうの植樹及び委託醸造を開始して紆余曲折ありながらも、2020年より、少しずつぶどうの収穫ができるようになりました。
とは言っても、自社ぶどうのみだと、1 樽や2樽仕込みのごく少量になってしまい、ぶどうのポテンシャルもまだまだですので、より信頼のおける農家さんとのアッサンブラージュで、まとまった量を仕込んでおります。
2027年ごろからは、100% 自社ぶどうで、モノセパージュメインのアルフィオーレのドメーヌシリーズ『AL FIORE』もスタートすることと思います。
しかしながら、今は無理せず、等身大で一歩一歩確実にという意味合いを込めて、新たなドメーヌの序章として、『PASSO A PASSO』という自社畑のぶどうを含むワインをスタートできることとなりました。
これも一重にみなさまの応援のおかげさまと認識しております。いつも応援いただきましてありがとうございます。
ラベルデザインに関しましては、従来からお付き合いがあり、ワイナリーのエントランスの空間デザインも勤めてくださいました、世界的デザイナーの柳原 照弘氏のラベルデザインです。
ぶどうが初収穫を迎える頃、弊社代表であり、私の妻でもある礼奈がお腹に生命を宿したタイミングにちなんで、ラベルデザインの中に、彼女の胎内のエコー画像が映し出されたデザインになっています。
我が子の成長を見守ると同時に、ぶどうの同じ愛情で引き続き育んでいこうとという想いが詰まっております。
2024年はすでに、100%で仕込めている cuvéeが2つほどありますが、これも現時点では、『PASSO A PASSO』にするか、『AL FIORE』にするか迷っております。
これぞアルフィオーレ!としての納得のいくワインになるまでは、『PASSO A PASSO』としてリリースできればと思います。
味わいや香り、ボディーや全体のバランスなどは、今まで培った醸造技術と、農家さんの素晴らしいぶどうのお陰様で、フラッグシップである、ファットリアアルフィオーレシリーズ並みのクオリティに引けを取らない、十分にご満足いただける品質に仕上がっております。
自社畑だから特別なものということにはしたくなく、自社畑だからこそ、究極を突き詰めていけたらと思います。
いつまで経っても終わりの見えないモノ造りではありますが、私たちの代に留まらず、2歩も3歩も先行く未来を見据えて、世界に誇れる日本ワインの一助となるべく精進して参りますので、どうかみなさま、今後とも末永いお付き合いとご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。