サンマモルワイナリー
ライヒェンシュタイナー スパークリング 2021 Reichensteiner SP
品種 ライヒェンシュタイナー100%
葡萄産地 青森県むつ市自社圃場
Alc 12.5%
醸造所 サンマモルワイナリー (青森県)
特徴 ◆瓶内二次発酵◆有機栽培◆泡しっかり◆酸味◆苦みとコク◆15か月熟成
青森・サンマモルワイナリーから、新作辛口スパークリングワインが登場。
クリアで透明感のあるライトイエローに、青りんごのような爽快な香りが広がり、酸味と苦みが心地よいバランス。
ガス圧はしっかりと感じられ、良く冷やして食前酒として、前菜と一緒に楽しんでほしい一本。
海鮮とも相性がよく汎用性の高い一本です。
作り手さんより
引用:下北ワインサンマモルワイナリー
〇畑について
除草剤不使用、減農薬で栽培した自社畑のライヒェンシュタイナー100%を使用。
〇ぶどうについて
2021年は非常に天候に恵まれた年と言え、6月の梅雨時期に少々の雨は降ったが、それ以降まとまった雨は無く、よく晴れヴェレゾン期においては昼夜の寒暖差も大きかったことから、色付き良く酸度も適度に残した最良の状態で生育が進められた。
また、栽培管理においても、時期ごとの誘引選定、草刈り、病気や虫害の防除など適切な時期に適正な人員で行え、栽培管理・品質どちらとも今までで最良のグレートヴィンテージになったと言える。
収穫時期については、収穫前サンプリングの時点で例年よりも早く熟しが進んでいたため、例年よりも4日程早めに収穫した。
早めの収穫であったが糖度19%を超えたが、酸味についてはスパークリングとしてはやや低い状態で収穫された。
〇醸造について
収穫されたライヒェンシュタイナーをプレス機に投入し、プレスを進めつつフリーランとプレスラン果汁の2種の果汁に別けた。
ライヒェンシュタイナーについてはフリーラン果汁とプレスラン果汁において異なる性質を持ち、フリーラン果汁だけでは力が弱く、プレスラン果汁だけではやや雑味があるワインに仕上がることから、12時間静置に上澄み部部のテイスティングブレンド試験を行い、
通常の一括プレスとは異なる最終的にやや骨格が感じられる果汁比率の果汁を調製した。
発酵は発酵温度19~20℃、使用酵母は瓶内二次発酵用の培養酵母を使用して進めた。
一次発酵終了後にMLFを行うが、やや酸味が低いことから乳酸菌が生育しない程度の亜硫酸を添加し、滓引き・サーマルタンクによる酒石処理・0.65μ相当の濾過を行った。最終的なガスボリュームを5.0とし、二次発酵用の補糖・一次発酵と同一の培養酵母を添加し、二次発酵に移行。
通常ライヒェンシュタイナーの瓶二次は6か月程度のエージング期間を設定したが、軽い飲み口ながら、熟成由来の香味を醸すために16~18℃の温度帯で約15か月間のエージングを行い、デゴルジュマンを行った。
〇味わいについて
甘口ワインに使用されることが多いライヒェンシュタイナーを100%使用したノンドサージュの辛口スパークリングワイン。
青りんごの様な爽やかな味わい、トースト香、きめ細かい泡立ちをお楽しみいただけます。
辛口な味わいと共にしっかりとした骨格も感じられるため牡蠣フライやフリットなど揚げ物とも相性が良くおすすめです。