VINVIE ヴァンヴィ
編 とじいと 2022
品種 カベルネ・フラン 80%、メルロー 15%、シラー 5%
葡萄産地 長野県安曇野市、高森町自社畑産
Alc 11.5%
醸造所 VINVIE (長野県下伊那郡)
SNS @vinvie.jp
特徴 ◆軽め◆スッキリ◆フルーティー◆ベリー系◆万能
ルビーレッドにガーネットのニュアンスを帯びた、クリアで美しい色調が印象的な一本。
樽由来のほのかなバニラの香りと、完熟果実のアロマが見事に調和し、全体として非常にバランスのとれた仕上がりです。
豊かな果実味とやわらかな口当たりが、優しく包み込むような飲み心地を演出します。
このヴィンテージは、味わいと価格のバランスにおいても優れており、コストパフォーマンスの高さに驚かされます。
作り手さんから
引用:VINVIE
〇ぶどうについて
南信州・自社畑産のメルロー、シラー、安曇野市産のカベルネ・フランを用いて醸した赤ワイン。
樹齢4~8年の若木から育まれるワインです。
植栽密度は(植間1.5m、列間2.5m)と高密度な植栽はせずに、ダブルギュイヨとコルドンを適宜組み合わせた仕立てを実施しています。
当園ではあまり房が大きくならず、程よい凝縮感のある果実が採れます。2022年は雨が多く、日照が少なかったために、色が付きにくかったです。
〇醸造について
ぶどうの選果は畑にて済ませてあります。収穫翌日、除梗破砕機にて除梗破砕を行ったぶどうをタンクに入れます。
赤ワイン用の酵素と亜硫酸カリウムを添加し、色の抽出を促進するために72時間低温浸漬を行います。
その後に酵母を添加し、アロマティック、フルーティー、且つスパイシーなモダンスタイルのワインを目指して比較的低温にしてゆっくり進めていきました。
適宜、発酵助剤を添加しています。
およそ14日後に搾汁を行いました。
その後、後発酵とMLFを行いました。
澱引きと10μのペーパーフィルターにてろ過を行い、瓶詰めしました。
亜硫酸塩は醸造初期にわずかに入れただけです。
冷却処理を行っていないために酒石が発生しますが、品質に問題はありません。
〇味わいについて
プルーンやプラムといった黒い果実の香りに、ほんのりスパイスやハーブの香り。
標高720mの冷涼地ゆえに控えめなボリューム感。
軽やかな酸味とシルキーな程よいタンニンが溶け込んだ、柔らかい質感が心地よいワインです。
〇ネーミングについて
編 [とじいと]。
さまざまな人とのつながりや、この地域の温かさが編み込まれた、優しく飲み飽きないワインをつくりたい、との想いを、この名前に込めました。
〇ペアリングについて
ラムチョップ、うなぎのかば焼き
〇コンセプトについて
"Vin" はフランス語で「ワイン」、
"Vie" はフランス語で「生命」「人生」「生活」「伝記」。
私たちの命を継なぐワイン。
私たちの人生を潤すワイン。
私たちの生活に根付くワイン。
また、ワインはその土地のその年を記録するレコードとも言われます。
この地のその年の美しく厳しく優しいメモリーが一本一本の中に。
そんなワインを畑から作っていきます。
〇ワイナリーについて
【美しい郷土に豊かな食文化を。】
天竜川ワインバレーの一角にある南信州・松川町。
河岸段丘の地形は、温暖で水はけが良く、日照時間が長く、昼夜の寒暖差が大きいなど、ワイン用ブドウの栽培に適した条件が揃っています。
VinVie では南信州の気候風土に合うブドウ品種を選び、自社畑で丁寧に栽培し、飲む人すべてを幸せにする優しいワインづくりを目指します。
2018年4月4日 株式会社 VinVie 設立。
リンゴ農家とブドウ農家が手を取り、仲間が集い、南アルプスが目の前に見える丘の上に、醸造所を開きました。