さっぽろ藤野ワイナリー
fire place 2020
品種 ヤマブドウ 45.2% ピノ・ノワール 30.2% ツヴァイゲルトレーベ 13.3%セイベル13053 8.8% メルロー 0.3%
産地 順に北海道余市 余市 余市 厚沢部 三笠産
Alc 10%
醸造所 さっぽろ藤野ワイナリー
※生産本数1948本
※無濾過、無清澄
※無補糖、無補酸、
※酸化防止剤 添加あり(10ppm SO₂)
※野生酵母発酵 野生の乳酸菌によるMLF
【さっぽろ藤野ワイナリー】から契約農家さんの葡萄を使用した「fシリーズ」の新作赤ワインが届きました!
一口目でバラの香りを感じ、キリッとした酸味で軽快な印象です!
飲み進めていくと山ブドウ由来のタンニンと野生感ある土の香りがじわじわーっと表れてきます!
温度があがり酸味と果実味、ワイルド香が一体になるとうま味がアップしていきます!
ジビエ料理とのペアリングとかどうでしょう?鹿との相性が良いと思うのですが、、、一度試してみます(^^)
ワイナリーコメント
引用:さっぽろ藤野ワイナリー
〇栽培について
2020年の北海道は全体的に開花時期まで天候が安定しており、収量がよい豊作の年となりました。
しかし熟期には雨なども多く、灰カビ病が例年より多い地域もありました。
この年は各黒ブドウを赤、ロゼ、スパークリング用と選果時に選別し、今回は赤、ロゼ用の黒ぶどうをメインに使用しています。
〇ぶどうについて
北海道の余市町登町の契約農家さんからのブドウを主に使用し、一部厚沢部町や三笠市の契約農家さんのブドウも使用しています。
〇醸造について
ヤマブドウは全房でセミマセラシオンカルボニックで野生酵母で醸し発酵させました。
ピノ・ノワールやツヴァイゲルトレーベは赤ワイン用に選別したブドウを用い、手作業で徐梗し、破砕の少ない状態で野生酵母により醸し醗酵を行いました。
セイベル13053やメルローも同様に仕込み、野生の乳酸菌でMLFもおこない、それぞれ熟成。
ヤマブドウを中心にブレンドし、ビン詰め。ビン詰め時には10ppmの亜硫酸塩を添加しています。
〇味わい
赤紫色の液体に、針葉樹や野バラの香り。
動物的なニュアンスもアクセントにありながら森の中の複雑な香りを連想させます。
口あたりは柔らかく、生き生きとした酸味とともに野イチゴ、梅や黒系果実にクローブなどのスパイスさも感じます。
根菜系のほっこり感や出汁系の旨味も感じながら軽快な酸味が心地よい余韻をもたらしてくれます。
2020年を象徴するかのように軽やかな明るさをもちながら北海道らしい酸のしっかりとした赤ワインとなりました。