國津果實酒醸造所
菅野 紫檀 2024
品種 非公開
葡萄産地 山形県
Alc 10.9%
醸造所 國津果實酒醸造所(三重県名張市)
SNS @kunitsu_wines
特徴 ◆野生酵母◆酸味しっかり◆辛口◆ベリーの香り◆旨味
三重県〈國津果實酒醸造所〉より、軽やかな果実味と心地よいタンニンが魅力の赤ワインが新登場!
明るく鮮やかなラズベリーレッドの色合い。
完熟した果実の香りが豊かに広がり、チャーミングで華やかな風味が印象的です。
口当たりは軽やかでやわらかく、非常に飲みやすい仕上がり。
余韻にはフレッシュなぶどうの旨みがふんわりと広がり、全体のバランスを美しく整えています♪
これからの季節には、軽く冷やして楽しむのがおすすめ。
幅広いお料理と相性が良く、日常の食卓を華やかに彩ってくれる一本です。
作り手さんから
引用:國津果實酒醸造所
〇葡萄について
弊社でお馴染みの菅野ご夫妻が令和4年に引退し、跡を引き継いだ忠司さん。
菅野さんに育てられた葡萄達はとても綺麗で奥ゆかしい香り。
樹に宿す葡萄も、小ぶりながらもしっかりした色から、葡萄達の生命を感じます。
また、父の忠男さん老練された技術により、葡萄の木々の樹冠も無駄がなく、大切に育てられた高畠町の葡萄園。
数十年ぶりに畑を受け継いでから悪戦苦闘しながら考えを巡らせながら大切に大切に葡萄を育て上げられています。
葡萄農家の息子として、お父様、お母様、ご家族の想いをしっかり繋いでおられる忠司さん。
弊社に届く葡萄達も先代ご夫婦に負けない愛情のつまった葡萄達です。
なお、栽培においては有機や無農薬ではありません。
あくまでも葡萄にとって最適な環境を追求し、必要最低限の薬剤のみを使用されています。
〇ワインについて
本ワインは「菅野さんの紫檀シリーズ」の第3弾にあたります(今後はロゼシリーズのラベルデザインを踏襲しております)。
今回も、甘みと酸味のバランスに優れた素晴らしい葡萄をいただきました。
畑の持つポテンシャルの高さ、病気のない健やかな果実、そして酢酸の気配もない、清らかで真っ直ぐな葡萄に深い感銘を受けました。
収穫は2024年10月上旬。
糖度は18度、pHは3.56と良好な状態でした。
味わいは、しっかりとした甘みの中に、東北特有の清々しい酸味があり、食後にはさくらんぼのようなチャーミングな余韻が残る、大変魅力的な葡萄でした。MBA品種の中でも、特にバランスに優れた個体であったと思います。
「紫檀」のテーマは“チャーミング”。
発酵はできるだけ速やかに進行させ、抽出しすぎないように注意を払いました。
果実味を大切にした、すっと飲みやすい仕上がりを目指しています。
圧搾は、比重が1.00を切った直後、わずかに甘みが残る段階で実施。
醸造期間は14日間のセミ・マセラシオン・カルボニック(半分除梗、半分全房)で行いました。
圧搾後は、常温下にてしっかりと二次発酵を経て、味わいが落ち着いた2月中旬、「花の日(種まきカレンダー)」に瓶詰をいたしました。
亜硫酸塩は瓶詰の1週間前に20㎎/l 添加しています。
1044本製造
〇味わい
品種本来のイチゴジャムやラズベリー、キイチゴといった赤い果実の香りが、決して強すぎず、控えめながらも絶妙なバランスで広がります。
味わいも、可愛らしさを感じる酸味と、すいすいと飲み進められる口当たりが特徴です。
〇楽しみ方
特に和食、焼き魚、ローストビーフなどのお料理と合わせていただくことで、より一層魅力を引き出してくれるワインに仕上がっております。
ぜひ、お食事とともにお楽しみくださいませ。