武蔵ワイナリー
小川 小公子 2020 Extreme
品種 小公子100%
葡萄産地 埼玉県比企郡小川町産(自社圃場)
Alc 14%
醸造所 武蔵ワイナリー株式会社(埼玉県比企郡小川町)
SNS @musashiwinery
特徴 ◆野生酵母◆無添加◆無農薬◆樽感◆濃い果実味
濃厚なダークチェリーレッドが目を引く、存在感抜群の一本。
グラスから立ち上るのは、凝縮感ある果実の香りとふくよかな樽香。
一口含んだ瞬間に、まさに“力強くパワフル”という言葉がぴったりの驚きと感動が広がります。
ジューシーな味わいは、海外ワインにまったく引けを取らず、堂々たる風格。
穏やかな酸味と丸みのあるタンニンが美しく調和し、奥行きのあるバランスの良い味わいに仕上がっています。
香りや味のしっかりしたお料理とも好相性で、肉料理やスパイスを効かせた一皿と合わせるのもおすすめ。
特別な日の食卓から、カジュアルなワインタイムまで、さまざまなシーンで活躍する一本です♪
作り手さんから
引用:武蔵ワイナリー
〇コンセプトについて
2019年までのワインは、私の想像していた範囲内のワインでしたが、2020年の小公子ワインは私の想像をはるかに超えたワインとなり、凄いワインを造ってしまったという感動があります。
武蔵ワイナリーのワインは確実に進化しており、それはブドウ栽培の進化と言えます。その中でも、この Extreme は、小公子というブドウのポテンシャルを最大限に引き出せたと思います。
〇ぶどうについて
2020年の小公子は、栽培方法の改善や強めの収量制限を行ったことで、ブドウが史上最高の出来となり、遅摘み分は糖度 29度を達成しました。
ブドウの質が良ければ必ず良いワインが出来ます。
特に多くのワイナリーではブドウの糖度が足りない際に砂糖の添加(補糖)を行っていますが、自社ワインにおいて補糖を自主的に禁止し、品質向上に務めています。
〇醸造について
8 日程度の醸し発酵後に圧搾、3°Cまで温度を落として発酵を継続、発酵が途中で止まって甘みが残ることを期待しましたが、ブドウが健全なので途中で発酵が止まらず進行しました。
一次発酵終了後、あえて香りの強いアメリカンオーク新樽にており引きせず約 2 年熟成させています(シュールリー製法)。
ステンレスタンク熟成部分を予定より圧縮し樽熟成部分約 90%の割合でアッサンブラージュし、香り高く仕上げました。
これまで同様、この仕込に関しても、ブドウ以外の物質を一切使用しませんでした。
貯蔵時にはステンレスタンクの空尺を埋めるために二酸化炭素を使用し、瓶詰め時には不活性のアルゴンガスを使用しました。亜硫酸塩を添加していない為、貯蔵、瓶詰めには品質保持に気を使っています。
〇味わいについて
カシスやダークチェリー、干しイチジクなどの印象は小公子 2020 共通ですが、深みがより凄く、加えてコーヒー、葉巻、チョコレート、樽香のバニラの印象、一方で酸もしっかりと残っており、バランス良くついつい進んでしまいます。
色彩はの深いガーネットです。
シュールリー製法により料理との相性は万能で、合わないものが見つかりません。特に何か挙げるならズバリ、肉です。
〇ヒトコト
このワインは現在すでに旨いですが、5 年後 10 年後は間違い無く更に旨いワインになります。
フルボトル 876 本、天候も味方した、史上最高のワインです。
〇ワイナリーについて
武蔵ワイナリーは、有機農業の里、埼玉県小川町にある小さなドメーヌ型ワイナリーです。
2011年からぶどう栽培を始め、2019年にワイナリー建屋が完成しました。
たくさんの有機農家に囲まれ、たり前のように農薬を使わない環境の中、耕作放棄地を葡萄畑に再生し、
ボルドー液すら使わない完全無農薬無施肥、雑生草生の畑の中で野生児のように育てた健全な自社栽培ぶどうを、SO2無添加・おり引き剤不使用、補糖・補酸もせず、原材料は「ぶどう」だけのシンプルで本物の日本のナチュラルワインを作っています。
〇ご注意ください
無濾過、無清澄の為、澱が少し多く、大変お手数ですが要冷蔵で保管お願い致します。