武蔵ワイナリー
Ogawa Chardonnay Orange 2024 Frizzante
品種 シャルドネ98% ヤマ・ソービニオン2%
葡萄産地 埼玉県比企郡小川町産(自社圃場)
Alc 8%
醸造所 武蔵ワイナリー株式会社(埼玉県比企郡小川町)
SNS @musashiwinery
特徴 ◆野生酵母◆無添加◆無農薬◆アプリコット◆濃い果実味
果実の凝縮感と、滋味深い旨味が特徴的なオレンジ発泡ワイン。
口にした瞬間から、溢れ出すジューシーさと、フレッシュな柑橘を思わせる香りが広がります。
オレンジ仕込みによる、タンニンの存在感も魅力で、飲みごたえは十分。
きめ細やかな泡が優しく口中を洗い上げ、軽やかな後味へと導きます。
ぜひ、お食事とともに、そして食後にはゆっくりと時間をかけて、その複雑な味わいの変化をご堪能ください。
作り手さんから
引用:武蔵ワイナリー
〇ぶどうについて
2019年の栽培から始めたシャルドネ、幼木期から雨除けが必要だと気付いてようやく成長が軌道に乗り、今年は1tを目指していましたが人員不足の影響もあり 629 kgに留まってしまいました。
更には糖度不足で全量ジュース行きも考えましたが、ブドウの味自体は良いこと、収穫期を 2 週間以上遅らせ酸を控え目にし、発泡性低アルコールワインにすることにしました。
シャルドネは草刈りが重要だと分かりましたので、得るものもありました。
〇醸造について
仕込においては、赤ワインの様に全房仕込みで醸し8日目に圧搾、農薬不使用だけに果皮の旨味をワインに出す方が武蔵ワイナリーらしいと思い、シャルドネもオレンジワインにすることにしました。
圧搾後 10°Cまで温度を下げ約 20 日後にヤマ・ソービニオンのフリーラン果汁を添加しており引き、瓶詰め。
10月に瓶詰めしてから約 100 日ほど寝かせてのリリースです。
これまで同様、この仕込に関しても、ぶどう以外の物質を一切使用せず、無濾過・無清澄にて仕上げています。
〇味わいについて
洋ナシ、みかん、オレンジの印象を受け、口当たりすっきりながら余韻は長め、軽やかにスイスイ飲めてしまいます。
発泡性は程よく、良く冷やして 1 杯目は開栓後すぐに注いで下さい。
時間差で吹き出す恐れがあります。
最初はクリアで薄目のオレンジ色、最後は濁った濃いオレンジ色に変化し、ナチュラルワインらしいワインです。
心地良いかすかな苦味がフルーティーな高級ヴァイツェンビールの様にも感じます。
〇合わせるお料理は
料理との相性は幅広く、合わないものはほとんど無いです。
特に合う料理としては、焼き鳥、生牡蛎、鳥の唐揚げ、ピッツァマルゲリータなど、ワインだけでなくビールに合いそうなものを想像しても良さそうです。
〇ヒトコト
温度としては、冷蔵庫で良く冷やして開栓し、そのまま温度上昇を楽しんで下さい。
10度以上でワインの旨味を楽しめます。
フルボトル 420 本、ハーフボトル 330 本しか有りませんので、すぐに売り切れてしまいそうです。
このワインは低アルコール発泡性で、今現在が飲み頃です。
〇ラベルエチケットについて
ラベルは、フランス在住のシェフ兼絵描き、村中誠さんにお願いし、シャルドネらしい感じで女王様になりました。
〇ワイナリーについて
武蔵ワイナリーは、有機農業の里、埼玉県小川町にある小さなドメーヌ型ワイナリーです。
2011年からぶどう栽培を始め、2019年にワイナリー建屋が完成しました。
たくさんの有機農家に囲まれ、たり前のように農薬を使わない環境の中、耕作放棄地を葡萄畑に再生し、
ボルドー液すら使わない完全無農薬無施肥、雑生草生の畑の中で野生児のように育てた健全な自社栽培ぶどうを、SO2無添加・おり引き剤不使用、補糖・補酸もせず、原材料は「ぶどう」だけのシンプルで本物の日本のナチュラルワインを作っています。
〇ご注意ください
無濾過、無清澄の為、澱が少し多く、大変お手数ですが要冷蔵で保管お願い致します。