武蔵ワイナリー
小川 小公子 2020 樽熟成
品種 小公子100%
葡萄産地 埼玉県比企郡小川町産(自社圃場)
Alc 13%
醸造所 武蔵ワイナリー株式会社(埼玉県比企郡小川町)
SNS @musashiwinery
特徴 ◆野生酵母◆無添加◆無農薬◆樽感◆濃い果実味
グラスから立ち上がるのは、凝縮感あふれる果実の香りと、豊かな樽香。
ジューシーな味わいに、穏やかな酸味と丸みを帯びたタンニンが美しく調和し、奥行きのあるバランスの良い仕上がりとなっています。
品種の個性がしっかりと表れ、ぶどう本来の風味を楽しめるのも魅力のひとつ。
和洋を問わず、さまざまなお料理との相性も抜群です。
特別な日の一杯にも、気軽なワインタイムにも寄り添ってくれる、万能な一本です♪
作り手さんから
引用:武蔵ワイナリー
〇コンセプトについて
2020 年のワインは私の想像をはるかに超えたワインとなり、凄いワインを造ってしまったという感動があります。
行きつく先はブドウ、武蔵ワイナリーは最高水準のブドウ栽培技術を習得しました。
〇ぶどうについて
2020年の小公子は、栽培方法の改善や強めの収量制限を行ったことで、ブドウが史上最高の出来となりました。
通常収穫で糖度 25 度を達成し、小川小公子 2019Extreme を軽く超えてしまいました。
特に多くのワイナリーではブドウの糖度が足りない際に砂糖の添加(補糖)を行っていますが、自社ワインにおいて補糖を自主的に禁止し、品質向上に務めています。
〇醸造について
「ワインはブドウの質で決まる」という事がよく分かるワインです。
9日の醸し発酵後、貯蔵はステンレスタンクにており引きせず約 1 年熟成後、さらにフレンチオーク古樽にて約29ヶ月おり引きせずに熟成させました(シュールリー製法)。
更に瓶熟成約 9か月でリリース。
これまで同様、この仕込に関しても、ブドウ以外の物質を一切使用しませんでした。
貯蔵時にはステンレスタンクの空尺を埋めるために二酸化炭素を使用し、瓶詰め時には不活性のアルゴンガスを使用しました。亜硫酸塩を添加していない為、貯蔵、瓶詰めには品質保持に気を使っています。
〇味わいについて
完熟のカシスやプラム、ブラックベリー、ダークチェリー、干しイチジクの味わい、意外と果実感が強く感じられ、余韻は長く幸せな時が流れます。
〇合わせるお料理は
料理との相性は、非常に幅広く、合わない料理を見つけるのが難しいです。
特に合うものを挙げるなら、クリーム系のチキンソテー、ビーフストロガノフ、豚の生姜焼きなど、肉料理が良さそうです。
〇ヒトコト
このワインは十分に熟成期間を取っていますので、すでに旨いです。
酸はしっかりとしていて、さらに熟成し、もっと旨くなると期待しています。
5年後10年後が楽しみです。
武蔵ワイナリーのワインは、名称は同じでもヴィンテージの違いで味わいが異なります。
味を毎年同じものに近づけるより、その年のブドウに合った造り方を考えて、試行錯誤を繰り返しています。
フルボトル 760 本、ハーフボトル 689 本、飲み飽きないワインに仕上がりました。
最高の2020年ヴィンテージ最後のワインをお楽しみください。
〇ワイナリーについて
武蔵ワイナリーは、有機農業の里、埼玉県小川町にある小さなドメーヌ型ワイナリーです。
2011年からぶどう栽培を始め、2019年にワイナリー建屋が完成しました。
たくさんの有機農家に囲まれ、たり前のように農薬を使わない環境の中、耕作放棄地を葡萄畑に再生し、
ボルドー液すら使わない完全無農薬無施肥、雑生草生の畑の中で野生児のように育てた健全な自社栽培ぶどうを、SO2無添加・おり引き剤不使用、補糖・補酸もせず、原材料は「ぶどう」だけのシンプルで本物の日本のナチュラルワインを作っています。
〇ご注意ください
無濾過、無清澄の為、澱が少し多く、大変お手数ですが要冷蔵で保管お願い致します。