DOMAINE ENGEL ドメーヌ・エンゲル
Orange in Alsace 2023 オランジュ・イン・アルザス2023
品種 ピノ・グリ30%、ピノ・ブラン20%,リースリング25%,ゲヴュルツ25%
産地 フランス アルザス
Alc 14%
醸造所 ドメーヌ・エンゲル
特徴 ◆無添加◆ビオディナミ◆トロピカル◆やや甘◆ライチ◆紅茶◆柑橘
ワイン名はフランスの炭酸飲料「Orangina(オランジーナ)」の言葉遊び。
【醸造について】
手摘みで収穫後、ステンレスタンクにて10日間のマセラシオン。
澱とともに18か月熟成。無濾過、無清澄、亜硫酸無添加。
【味わいについて】
紅茶とコショウのようなスパイシーなアロマ。口当たりは優しく、タンニンがとてもしなやかです。
砂糖漬けのオレンジとカリンのフレーヴァ―は密度があり長い余韻が楽しめます。
(平均樹齢45年)
【土壌について】
片麻岩質・粘土質
【料理とのマリアージュ】
スパイスの利いた料理・チーズ・魚料理
【ワイナリーについて】
850年の歴史を持つオルシュヴィレール村のオー・クニグスブーグ城の麓に建てられてこのドメーヌ・エンゲルは、1958年に設立されました。
今現在は1995年生まれのピエールと、彼の兄であるジャックが経営しています。
畑作業は兄が、ピエールは醸造に情熱を燃やしています。
所有する13ヘクタールのうち8ヘクタールはグラン・クリュのプラエラテンベルグにあり、他はその周りを取り囲むように広がっています。
ピエールの叔父もドメーヌに参加しており、彼が生み出す設備はオリジナル物ばかり。
畑作業がよりスムーズに行えるため、ドメーヌの装備を独学で改良!ピエールと兄のジャックは、大会などにも出場したほどラグビーが大好き。
二人はそれぞれ大学へ行き、ピエールは経営を学びます。
卒業後マルセル・ダイス氏のところで修行を始め、ジャックは銀行でしばらく働きます。
その後、ジャックはアンドレ・オステルタグ氏の元で学び、ブドウ栽培免許を獲得。オステルタグの影響で、ジャックは畑にビオディナミを取り入れており、2022年からはデメテールラベルを取得。
彼らのファーストヴィンテージの2018年は、とてもジューシー。
2020年は、非常に暑く太陽が多かった年でなかなか難しいヴィンテージでした。
2021年は今までで最高の出来の年。
そして2022年は、暑くて太陽の年でしたが20年の経験を生かし、通常より一週間収穫を早めました。
彼らはワインによってラベルを変えています。彼の友達がデザインしたり、イタリアのアーティストに頼んだりとさまざま。
ピエールは直感やフィーリングを大切にしがら、ワイン造りに向き合っています。「テロワールが生み出す、ピュアなワインを造ること」が彼の哲学。(インポーター資料より)