LES VINS VIVANTS / レヴァンヴィヴァン
Gamay 2024 375㎖ Domaine LES VINS VIVANTS
品種 ガメイ 100%
葡萄産地 長野県東御市
Alc 8.7%
醸造所 LES VINS VIVANTS レ・ヴァン・ヴィヴァン(長野県東御市)
特徴 ◆酸化防止剤無添加◆無濾過◆野生酵母◆濃い果実味◆ベリー香
大人気ワイナリー「LES VINS VIVANTS」より、自社圃場100%使用のドメーヌワインがついに登場!
作り手が特別な思いを込めて栽培・醸造した「ガメイ」は、搾りたての葡萄そのものを思わせる豊かな果実味が魅力です。
枝葉の青々しいニュアンスと柔らかなタンニンが絶妙に調和し、シャープな酸味の中に力強さが際立つ一本となっています。
さらに熟成することで、より深みのある味わいが期待される「Gamay 2024」。
ぜひその魅力をお楽しみください!
作り手さんから
引用:LES VINS VIVANTS
〇コンセプトについて
一番好きな品種は何ですかと問われたらガメイと答えます。
それくらい私達はガメイが好きです。
まだまだ日本では生産数が少ないガメイの樹を植えたのが 2016 年。
毎年苗を植えて少しずつ増やしていますが樹勢も弱くなかなか育つのに時間がかかりました。
数年前から少しは収穫できていますが少なすぎてピノノワールに混ぜざるを得ませんでした。
それが 2024 年ようやく単一で仕込める量が収穫できたので(とは言っても極々少量)満を持して仕込みにあたりました。
〇ぶどうについて
例年 9 月になれば寒暖の差も大きくなってくるのですが、2024 年はいつまで経っても暑いままで夜温もなかなか下がらず糖度も上がりきらずでブドウの色付きも良くありませんで
した。
これが 2024 年の特徴かと思います。
2014 年にボジョレー地方を訪れその後 2015 年に東御市に移住して感じたことは、何となく気候が似ているということでした。
ここならきっと良いガメイが育てられると思い今日に至ります。
今はもうワイン造りを辞めていますが、ボジョレーで一番お世話になった造り手 Nicolas Testard で学んだことを実践できるのはこの場所だと思っています。
そして、私達のガメイ 2024 は今後成長するであろう日本のナチュラルワインのガメイのエポックメイキングだと思います。
植樹は2016年。ゴブレット仕立て。ボルドー液散布2回、収穫日は9/24。
〇醸造について
ステンレスタンクにて全房セミ MC。
発酵終盤まで毎日ピジャージュを行う。
醸し3 週間。
プレスし瓶詰めまでステンレスタンクにて静置。
野生酵母発酵、亜硫酸塩無添加。
熟成は発酵終了から約 2 か月半タンク内にて静置。
〇味わいについて
Marcel Lapierre に始まり、Philippe Jambon、Jean Foillard、Guy Breton、Yvon Métras、
Jean-Claude Lapalu、Sylvere Trichard、Romuald Valot、Rémi Dufaitre、Christian Ducroux、
オーベルニュの François Dhumes、Domaine de Peyra 等数々の素晴らしい造り手のガメイ
を飲んできた私達だからこそ、このガメイ 2024 がフランスのそれとは全く異なることは私
達が一番わかっています。
本当は年内にリリースしたかったのですが流石に味がまとまらず年明け 1 月のリリースを選びました。
それでもこれが日本のガメイかとがっかりされる方も多いかもしれません。
しかし酒質はとても綺麗です。
今回同時リリースしたピノノワール 2021 もできあがり直後はガメイ 2024 のような印象で、いつリリースできるかが悩みどころでした。
それが 3 年を経てとても素晴らしい液体に変貌してくれたのでガメイ 2024 も熟成すればガラリと変わると確信しています。
〇イラストデザイン
我喜屋位瑳務 @guinea_mate_gaki