LES VINS VIVANTS / レヴァンヴィヴァン
ベリーA 発光体2024
品種 マスカットベーリーA100%
産地 山梨県産
Alc 8.7%
醸造所 LES VINS VIVANTS レ・ヴァン・ヴィヴァン(長野県東御市)
特徴◆酸化防止剤無添加◆無濾過◆野生酵母◆濃い果実味◆ベリー香
大人気ワイナリー「LES VINS VIVANTS」より、新作リリース!
2024年の「ベリーA発光体」は、酸味が際立つフレッシュで個性的な仕上がり。
香りはフルーツヴィネガーや赤い果実を思わせ、色味は濃いラズベリーレッドに、ほんのり褐色がかった深みのあるトーンです。
味わいには赤しそのような爽快感があり、さらに昆布だしを思わせるうま味やコクが重なり、奥行きのある豊かな風味を楽しめます。
ベーリーA特有の優しい甘さが和食との相性も抜群。昨年とはひと味違う、新たな魅力を感じる「ベーリーA発光体2024」をぜひお試しください(^^)
作り手さんから
引用:LES VINS VIVANTS
〇ぶどうについて
年々本当に買いブドウの原料確保が難しくなってきている中でご縁があり幸運にも山梨県南アルプス市のベリーAで仕込むことができました。
しかも私荻野(貴博)の実家から数分の所の畑のブドウです。
遠い記憶ですが小学生の頃に同級生と遊んだ畑だったと思います。
畑の管理がしっかり行き届いており、とても状態の良いベリーAを購入させていただきました。
私のルーツがあるブドウで仕込むことができたこのベリーA発光体2024はとても感慨深いものとなりました。
また、ボジョレーの蔵元で仕込みを経験できた2014年から丁度10年。
ガメイとの共通点が多いベリーAをしっかりとヌーヴォーの造りに反映させる、2023年がベリーA発光体を仕込むことができなかったのでよりその思いを強くもって仕込みました。
ガメイもベリーAも熟成させれば美味しいのは当たり前、それをヌーヴォーで出すことに意義があると思います。
品種名はマスカットベーリーAですが、商品名はベリーA発光体です
〇醸造について
・山梨県産のマスカットベーリーAを購入して造った赤ワイン。
・開放型の木桶発酵槽(VAT)にて除梗破砕無しの全房セミマセラシオンカルボニック仕込み。
・野生酵母で発酵が始まるのを待つ。
・3日目で発酵が始まり、発酵開始後ピジャージュは行わず酵母を活性化させるため
軽めのルモンタージュ。(バケツで軽く上から液体をかける程度)
・室温も高く発酵温度も高かったので順調に発酵は進む。
・ノンピジャージュ、ノンルモンタージュ。
・仕込み始めてから約10日で発酵終盤にプレス。
・空圧式のメンブレンプレス機にて搾汁し、果汁のみの発酵に切り替える。
・発酵終了後ステンレスタンクにて瓶詰めまで貯蔵。
・2回滓引きをして瓶詰め。
・仕込みから瓶詰まで一切の亜硫酸は無添加。
〇味わいについて
香りには昆布だしや濃い醤油のような出汁を感じます。それにベーリーAの甘さが加わり、みたらし感がありますが、口に含むとシャープな酸が目を覚ましてくれます。
山盛りの赤いベリー系のフルーツをのせたタルトを口いっぱいに頬張ったかの様な果実味爆弾です。これからの時期のラム酒にしっかりと漬け込んだドライフルーツを、ぎっしりと入れたシュトレンと、、と想像したくなりました。
チゲ鍋やトマトを使った温かいお食事のイメージもあります。
余韻が長すぎないため、心地よいチルドレッドワインです。
フレッシュな弾ける酸味とヌーヴォーらしい豊かな果実味のあるワイン。
梅カツオ、ハーブ、シナモン、ジンジャーなどのニュアンスあり。
酸がしっかりあるので数年置いて落ち着いてきてもベリーAの良さが際立つ。
アルコール度数も低いので飲み疲れはしない。
〇仕上がりについて
初めからいつも言っているのでご存じの方は多いと思いますが、私たちはこの品種と向き合うときはいつもガメイという品種を想定して仕込んでいます。
先月リリースしたベリーAのように熟成させたものの素晴らしさも知っていますが、今回のように、ガメイに近いものがあると考えるベーリーAの良さはヌーヴォーでリリースすることも一つだと考えています。
発光体は21年が初リリースでした。
22年は少しイレギュラーでしたが、今年から山梨のベーリーAを使わせていただくことができるようになりまして、造りたいベリーAができます!