ウッディファーム&ワイナリー
ウッディルージュ2020
品種 メルロ63%、カベルネソーヴィニヨン18%、ピノノワール10%、カベルネフラン9%
葡萄産地 山形県かみのやま市産 楢下畑、マサル畑
Alc 10.8%
醸造所 ウッディファーム&ワイナリー (山形県上山) SNS:@zao_woody_farm
特徴 ◆野生酵母使用◆無濾過◆樽熟成◆ミディアム◆バランス型◆万能
山形の【ウッディファーム&ワイナリー】から、金原さんが手がけた高品質なボルドーブレンド「ウッディルージュ2020」が登場!
色合いはルビーレッドにガーネットのニュアンスを感じさせ、クリアで美しい仕上がりです。
木樽由来のバニラ香と、完熟した果実の豊かな香りが絶妙に調和しており、全体のバランスが秀逸。
2019年ヴィンテージと比較すると、果実味がさらに豊かになり、旨味とエレガントさ、そして優しい口当たりが印象的です。
このヴィンテージはコストパフォーマンスの高さにも驚かされます!
しっかりとしたお肉料理はもちろん、チーズやナッツといったシンプルなおつまみでも十分に楽しめる一本です。
さらに、抜栓後も風味が長持ちするので、時間をかけてゆっくりとお楽しみいただけます(^^)
作り手さんから
引用:ウッディファーム&ワイナリー
〇ヴィンテージの天候について
台風や秋雨の影響が殆ど無かった2020年。
それぞれのブドウは最良という状態で収穫されました。
〇味わいについて
赤ワインの生産量が飛躍的に増加し、上級キュベが増えました。その為、ウッディ・ルージュのブレンドでは初めての品種もブレンドされています。
当初からレギュラーの赤ワインへ求めている事は、滑らかさと親しみやすさです。
主軸であるメルロを含め、全ての品種の抽出を控えめにすることで苦味やえぐみ、青さを抑制し果実味を感じやすくなるようイメージしています。
素材本来の特徴は控えめになる代わりに、全体のバランスは非常に柔和になり、香りも複雑に広がります。
瓶詰めから熟成期間をおいてリリースされることで既に味わいも飲みごろになっています。
タンニンは極めて優しい状態ですので、冷やして飲みこともお勧めです。
様々な日常の食卓に重宝する味わいでしょう。
〇醸造について
全てのブドウは除梗されましたが、破砕の有無は状態を見て判断していきました。
熟度があれば破砕をし、やや青さが残る場合はボールベリー発酵にし抽出を抑制させています。
酵母は市販のもの、野生酵母を原酒ごとで変更しながら抽出の温度も熟度によって調整しています。
発酵期間は10~25日以内で調整し、速やかに古樽へ移動しています。
MLFは早期で行う原酒もあれば、翌春に樽内MLFを行う原酒もありそれぞれでしたが、亜硫酸の添加時期は夏前と瓶詰め前の2回です。
ブレンドはメルロを中心にしながら、風味が立ちやすい原酒を重ねていきました。
濃厚・パワフルとは趣を異にしますが果実味が強くスルスルと馴染みやすい口当たりが特徴です。
〇ヒトコト
栽培する黒葡萄の全てをブレンド。
プラムやサクランボの可憐な印象とバニラや甘草の甘いスパイスが調和しています。
品種から想起されがちな濃厚・パワフルとは異なりますが過不足なく満たされる充実感と日常に溶け込む穏やかさを感じるワインです。