Fattoria AL FIORE / ファットリア アル フィオーレ
Rosso 2021 Fattoria AL FIORE series
品種 メルロー
葡萄産地 山形県高畠
Alc 12.5%
醸造所 Fattoria AL FIORE(宮城県川崎町)SNS:@fattoriaalfiore
特徴 ◆無濾過◆野生酵母◆亜硫酸塩無添加◆優しいタンニン◆エレガント◆旨味
宮城県川崎町にある【Fattoria AL FIORE】の目黒さんより、フラッグシップワイン「Rosso 2021」のご紹介です。
使用されているブドウは『大野畑メルロー』。
色合いはガーネットがかった透明感のあるレッド。
味わいは透き通るように澄み、果実の風味が柔らかに広がり、一瞬で芳醇な香りが広がる赤ワインです。
その品格はまるでブルゴーニュのピノ・ノワールを彷彿とさせます。ぜひ大きめのグラスで、時間をかけて変化していく味わいを楽しんでみてください。
特別なひとときのために、また贈り物としてもぴったりの一本です。この特別な体験をぜひお試しください。
作り手さんから
引用:Fattoria AL FIORE
〇ぶどうについて
今振り返ると、2021 年という年は、ここ数年でビッグヴィンテージでした。
通年よりも積算温度は高く、秋雨もあれど、その後 9 月中盤から 10 月にかけて、ずっと晴れの続く穏やかな気候で、ぶどうも安心してみていることができました。
8 月に整枝し、房まわりの除葉、9 月に糖度 20 度目安で、適正に摘房。
さらに1ヶ月強追熟させて、10 月下旬に収穫。
この時点で、2,500 キロほどの収穫量から、さらにより良いぶどうだけを選りすぐって仕込むのが、Rossoです。大野さんのこの区画のメルローは、摘房を含めて総量3,000 キロ。
そこから Rossoになるのは、半分の 1,500 キロです。
園地の半分だけでしか仕込むことのできない、とても貴重で、高貴なワインです。
大野農園のメルローは樹齢 20 年ほど。その間、大野さんの愛を一身に受けて成熟した樹は、時間をかけたからこそ、またその土地の条件も合間って、素晴らしいぶどうに育ちます。
〇仕込みについて
それゆえ、仕込みもシンプルに。畑での厳重な選果、さらに熟度の高いぶどうのみを全て除梗、1ヶ月の醸し期間中、数回だけプッシュダウンの手を加え、必要最低限のケアだけを毎日様子を見ながら行います。
その後、優しく、優しくプレスした後に大樽 2 樽とバリック 1 樽に詰め、1年間熟成させてから瓶詰め。
〇味わいについて
この大野さんのメルローは、他にはない土地のポテンシャルと特徴をたくさん秘めています。穏やかなタンニン、優しくも深い果実味、突飛なインパクトはなけれど、どこまでも長く続く余韻と酸。
まるでピノ・ノワールを連想させるような、とてもエレガントな仕上がりです。
まさに、フラッグシップの名に恥じないワインですが、その中でも、群を抜いて良い年でした。
丸3年強寝かせてのリリースですが、これから向こう数年寝かせても、さらに進化し続けるワインでもあります。
〇おすすめの楽しみ方
・味わい 熟した苺、アプリコット、チョコレートの甘い香り、ピート、本枯節
・シーン 大切な人と記念日のレストランで。本を片手にくつろぎながら。
・温度帯 16~20℃
・グラス ふくよかなボルドーグラス
・お料理 牛肉やラム肉の照り焼き、筍のロースト、ビーフシチューなど煮込み料理
・飲み頃 今 ~ 2034 年
・飲みきり 抜栓から 1 週間以内
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