SHINDO WINES × Artesano Vintners
¿por que no?Tinto 2022 ポルケノ ティント
品種 カリニェナ100%
葡萄産地 スペイン・カタルーニャ
Alc 12.3%
醸造所 Artesano Vintners
SNS@sakamoto_shindowines
特徴◆ 無添加◆野生酵母◆有機葡萄◆フランボワーズ香◆旨味あり
福岡県の「SHINDO WINES」から、阪本さんがスペインで醸造した、果実味あふれる赤ワインをご紹介します!
鮮やかなラズベリーレッドが印象的で、口いっぱいに広がる完熟果実の風味が楽しめます。軽やかな酸味と柔らかなタンニンが調和し、心地よい飲み口がとても魅力的。さまざまなシーンでお楽しみいただける一本です。
作り手さんから
引用:SHINDO-LAB
〇コンセプトについて
2022年にSHINDO WINESのワインメーカー阪本がスペインで仕込んできた赤ワインです。
SHINDO WINESでは土着品種のブドウを使用してワイン造りをとても大切にしております。
福岡では巨峰やキャンベルアーリー、ピオーネなど一般的に食用ブドウとして知られているラブルスカ系のブドウを使用しております。
ワイン造りに携わる以上、ヴィニフェラ系のブドウを使用したワインも造りたいと考え、スペインはカタルーニャのワイナリーで土着のブドウを使ってオレンジワインを造ってきました。
〇醸造について
私が赤ワイン造りで大事にしていることは、果実味がしっかりとしておりタンニンが強すぎないことです。
いわゆる飲みやすさ。
drinkabilityを意識したワイン造りをこだわっております。
スペインでは毎日もろみのテイスティングを行い!「ここだ」と思ったタイミングでプレスを行いました。
福岡で使い慣れている巨峰と比べて色素が強いため、数日のマセラシオンでも望んでいた色になりました。
香りと味わいのバランスがとてもよく、果実味にあふれたとても飲みやすい赤ワインに仕上がっております。
約5日間の醸し発酵後プレス。ステンレスタンクで8か月の熟成。
添加物無し 亜硫酸不使用 野生酵母無濾過 ブドウは手摘み有機ブドウ使用。
〇ネーミングについて
一緒にスペインでワインを造らせていただいたアレックスとマイキーの合言葉は”why not?。
その言葉の通り、偏った考えを持たず新しいアイデアにオープンな彼らと一緒にいると、私もいつの間にか「可能性は無限大」と思えてきて、なんともすごくおいしいワインが造れるかもと夢見心地になっておりました。ワイン造りを続けていくうえで彼らのようなオープンな心構えを持つことによって常にチャレンジを続け、はじめてSHINDO WINESのオリジナリティー(新しい道が開ける)が出せるようになるなと感じました。
そんなスペインでの学びを忘れないように、英語でいうwhy not?=スペイン語でpor que no?と名付けました。
” why not?”は行動の一言でもありま
す。決断に迷っている時に、そっと後ろから手を添えてくれる、後押ししてくれる魔法の言葉でもあります。サントリーの創業者鳥井信治郎の「やってみなはれ」と同じですね。
〇ラベルデザインについて
スペインに行って改めて感じたことは、ワイン造りの根幹は「気の合う仲間、家族、親族」と一緒に造ることです。
シーズン中は朝早くから夜遅くまで一日中作業を行います。
これは日本でも、スペインでも、ニュージーランドでも変わりません。
お互いを助け合えるから長時間の作業に耐えられると思います。そして一緒に作業をすることにより、お互いの絆がより深いものとなり、それがワインの品質にも表れると考えます。
ラベルに描かれている男の子=人はスペインで会った醸造家の息子で、お父さんがワイナリーで働いている時に、彼らもワイナリーで一緒にお父さんの邪魔をしながら遊んでいました。
またそこにはおじいちゃんやおばあちゃんの姿もありました。
彼らもいずれはお父さんの跡を継いで醸造家になることでしょう。
彼らのプレイフルな様子がワインにとてもマッチすると思い、二人の男の子をラベルのモチーフにしました。