Passo de Gigante/パッソ・デ・ジガンテ
PASSO DE GIGANTE Moda Velha -パッソ デ ジガンチ モーダ ヴェーリャ2022
品種 ロウレイロ100%
産地 ポルトガル ヴィーニョ・ヴェルデ
Alc 11.5%
醸造所 Passo de Gigante/パッソ・デ・ジガンテ
特徴:◆野生酵母◆無濾過◆爽快な酸味◆青りんごの香り
【ぶどうについて】
モンテ・カステロに位置する南向き、標高150mのやや痩せた水はけの良い花崗岩土壌。
手摘み収穫、完全除梗、破砕、ソフトプレス。
【醸造について】
24時間スタティック・デキャンタージュ、最終発酵は瓶内二次発酵、亜硫酸塩無添加で6ヶ月間。
モーダ・ヴェーリャは、20世紀初頭にヴィーニョ・ヴェルデの生産に用いられた、先祖伝来の経験的な醸造法に類似した現在の醸造法を持つ、ロウレイロ種の白ワインである。
フレッシュでわずかに濁ったワインで瓶内発酵が終わり、自然な炭酸がある。
【味わいについて】
濃厚なアロマと果実味が口中に広がり、デリケートでミネラリー。
淡い麦わら色。
フレッシュな青リンゴと柑橘類のアロマに花のニュアンス。
クリスピーでフレッシュな口当たりで、酵母の浮遊によるクリーミーさに支えられている
【ワイナリーについて】
Passo de Gigante(パッソ・デ・ジガンテ)は、ヴィーニョ・ヴェルデ、ヴィラ・ヴェルデのキンタ・ド・パッソで、Rui Oliveira (ルイ・オリヴェイラ) と(João Pires) ジョアン・ピレスの2⼈によって⽣産されている。
ミーニョ地⽅の花崗岩をベースにした痩せた⼟壌に植えられたブドウ畑には、伝統的な⽩ブドウ品種であるアルヴァリーニョ、アリント、ロウレイロ、トラジャドゥーラと⿊ブドウ品種のヴィニャオン、パデイロ・デ・バスト、トウリガ・ナシオナルが栽培されおり、葡萄畑が位置する渓⾕の⼤きな⽣態系にできるだけ溶け込むように管理されている。
そのために、除草剤や殺菌剤などは⼀切使⽤せず、キャノピーマネジメントには特に⼒を⼊れている。
それぞれのワインのスタイルは、異なるブドウのポテンシャルを最⼤限に引き出すように考えられており、新鮮さとガストロノミックワインであることを常に考慮している。
発酵は⼟着酵⺟によって⾏われ、出来上がったワインは、安定剤やフィルターにかけることはしない。
100年以上前に建てられたワイナリーを修復し、「ラボラトリー(実験室)」として、これからもさまざまな作業⼯程を実験するつもりだ。