Geracões da Talha -ジェラソンイス・ダ・ターリャ
NaTalha Branco 2022 / ナターリャ ブランコ 2022
タイプ 白ワイン(ややオレンジ)
品種 アンタォン・ヴァージュ、ロウペイロ、ペルム
Alc 12.5%
【醸造】
ヴィーニョ・デ・ターリャの伝統的な製法で造られたナチュラルワイン。
葡萄の皮、種、茎を全てターリャ(アンフォラ)に入れ、4ヶ月の自然発酵。
種や皮や茎はターリャの下部から出てくるワインの自然なフィルターとして機能している。
【味わい】
ゴールデンイエローの色調。フレッシュなトロピカルフルーツの香り。口に含むと持続性のある酸
味とキャラメルのようなクリーミーなテクスチャーを感じる。
濃厚で個性豊かなワイン。
【Geracões da Talha / ジェラソンイス ダ ターリャ】
ワイナリーGERAÇÕES DA TALHA(ジェラソンイス・ダ・ターリャ)は、本物のヴィーニョ ダ ターリャ (アンフォラワイン)造りの技術を⽣産し、普及させることに重点を置く家族で営むワイナリーだ。
アレンテージョの中⼼地、ヴィラ・デ・フラデスにあるこのワイナリーは、2000年前にローマ⼈がこの⼿造りワインの⽂化と製造⽅法を伝えた場所である。
ローマ帝国統治時代から、この⽂化は代々受け継がれ、そのおかげでこの⽣産技術が維持されてきた。彼らの曽祖⽗にあたるフランシスコ・ノゲイラ・アナクレトがワイナリーを取得し、ここでワインとブランデーを⽣産し、アレンテージョ全体の⾒本市、バー、レストランに供給していた。
フランシスコ・アナクレットが病に倒れた時、義理の息⼦であるアルリンド・ルイボにこの遺産を引き継いだ。彼は、その名誉ある⼈⽣の多くをこの芸術に捧げ、今⽇ジェラソインス・ダ・ターリャのプロジェクトを推進する彼の娘と孫娘にそれを引き継ぐことができたのだ。
ターリャワインは、アレンテージョのワイン⽂化の⼀部であり、ローマ⼈によってもたらされたユニークなワインづくりだ。
このプロセスはブドウがセラーに到着するところから始まり、除梗し、破砕して⽪、種、茎の⼀部と⼀緒に、⼟でできたターリャに⼊れ、⾃然発酵。
ブドウの⽪の固形部分が表⾯に浮き上がり、厚い層が形成される。表⾯にある層を下に押し沈める作業を1⽇に2回。この⼯程により、ブドウのすべての成分がワインに移され、⾊と⾵味が与えられる。
発酵後、そのまま数ヶ⽉熟成。葡萄の⽪や種などは⾃然のフィルターとして機能し、ワインはタップから注がれ、瓶詰めされる。