LES VINS VIVANTS / レヴァンヴィヴァン
記号2023
品種 巨峰、シャインマスカット、クイーンニーナ、ナガノパープル
産地 長野県東御市
Alc 10.4%
醸造所 LES VINS VIVANTS レ・ヴァン・ヴィヴァン
※ 亜硫酸無添加
※無濾過 、無清澄
※野生酵母
※無補糖、無補酸
大人気ワイナリーLES VINS VIVANTSさんから新作リリース!
化学農薬、化学肥料を使用せず、果実本来の力を活かす栽培方法と野生酵母を使用し、無添加、無濾過で仕上げる自然にも体にも優しいロゼワインです。
やや濁りがかった色合い。
ジューシーでフルーティーな香り!甘やかでチャーミングな印象。
とても軽快で、スッと消えるような口当たりがクセになります!
確かにフレッシュチーズやオリーブオイルがとても相性が良いですね(^^)
少し冷やしめでお楽しみください!
作り手さんから
引用:LES VINS VIVANTS
〇コンセプトについて
去年は巨峰多めで樽熟成のワインをリリースしましたが、今年はシャインマスカットの比率を多くしたワインです。
今年は樽を使わずに落ち着かせてみましたが、本来の生食葡萄の良さを表現することができたと思っています。
〇ぶどうについて
東御市産の巨峰やシャインマスカット、その他のブドウを購入して造った赤ワイン。
2023年ヴィンテージのワインの最初のリリースは巨峰とシャインマスカットメインの記号2023です。
まだまだ買いブドウが生命線の私たちにとって2023年は2022年以上に予定していた原料が入ってきませんでした。
年々原料の確保が難しくなっていると感じています。
今回も地元の生産者さんの協力で巨峰を集めていただきましたが、巨峰だけでは原料が足りず今回はシャインマスカットもお願いして集めていただきました。生産本数はそれ程多くはありませんが、何とか形にすることができました。
本当にありがとうございました。
〇醸造について
シャインマスカットを仕込むのは今回が初めてでした。
マスカット系ということもあり今回は樽を使わず香りを全面に押し出した、とことんチャーミングなワインに仕上げようと心掛けました。
シャインマスカットも巨峰同様とても面白い魅力的な品種だと感じました。
・黒系ブドウと白系ブドウにわけて、それぞれ別の開放型ステンレスタンクで仕込む。
・ブドウの比率は黒系66.5%、白系33.5%。
・黒系ブドウは全て手除梗し、白系ブドウは除梗破砕なしの全房仕込み。
・どちらもセミマセラシオンカルボニックで、野生酵母で発酵が始まるのを待つ。
・白系ブドウは4日目からフーラージュと軽めのルモンタージュを行い1週間程で発酵が始まり、
仕込み始めてから約2週間でプレス。
・プレスした果汁は黒系ブドウのタンクに移して一緒に発酵を続ける。
・黒系ブドウの色素をしっかりと抽出させるため毎日ピジャージュを行う。
・仕込み始めてから約1ヶ月後の発酵最終盤でプレス。
・発酵終了後は少しでも旨味を持たせるため、瓶詰めまでシュールリーを行い滓引き後瓶詰め。
・仕込みから瓶詰めまで一切の亜硫酸は添加しておらず、無濾過、無清澄。
〇味わいについて
非常にアロマティックで果実味あふれるチャーミングな軽い赤ワイン。
少し冷やし気味で難しい事を考えずに気軽に楽しめる1本。
ルビー色合いで、香りにはマスカットの芳醇さとハイチュウのような魅力が広がります。
口に含んでみると果実感、フルーティーさだけではなく、句点になる塩味も感じます。
先日頂いた、イチゴとモッツアレラにオイルとお塩をかけたものが頭の中に浮かんできました。そんなイメージのワインです。
シンプルな料理や軽めのチーズがおすすめ。
〇仕上がりについて
普段ほとんどイタリアワインは飲みませんが、どことなくイタリアワインのような陽気さ軽さが出ている様な気がします。
イタリアやスペインのあまり馴染みのない土着品種が受け入れられる様に、
巨峰やシャインマスカットの様な生食ブドウこそが日本の土着品種であると私たちは考えます。
ワイン詳細 エキス分 2.24 比重 0.994 pH 4.08