フジマル醸造所
GLOUGLOU BLANC 22 グルグルブラン
品種 シャルドネ・デラウェア
産地 山形県
Alc 9%
醸造所 清澄白河フジマル醸造所 (東京・清澄白河)
@fujimaru_tokyo
※酸化防止剤12ppm添加
※無濾過
※無補糖、無補酸
『ワインを日常に』をコンセプトに日本の原料のみでワインを造り続け、日本の食卓に寄り添うような味わいを目指すフジマル醸造所さんより低アルコールでゴクゴク飲める 『GLOUGLOU BLANC22』をご紹介です!
BLANCはシャルドネとデラウェアを使用!
青デラ由来のキュッとする酸味が特徴的です(^^)
木樽発酵の円みのある余韻が心地よい味わいに仕上がっています!
少し濁りがかったレモンイエロー。
デラウェアのキャンディー香と果実味。シャルドネのビターな味わいがバランスよく表現されています。
発酵由来の香り、フレッシュさもありながら、出汁っぽい旨味もあり!
ぎゅっと凝縮した『ぶどう感』を楽しめる白ワインです(^^)
鯛のカルパッチョや、赤身肉のロースト、蒸し鶏などシンプルな味付けなお料理に合わせて果実味を楽しんでほしいと思います(^^)
よく冷やしてお飲みください!
作り手さんから
引用:FUJIMARU WINESHOP
〇ぶどうについて
今回は10月初めに山形からシャルドネが届きました。
2022年山形のぶどうは短い梅雨による暑さの影響と、収穫前の台風で収量 が大幅に減るなど、色々と大変な状況もありました。
シャルドネは完熟度合いがそれぞれ違ったぶどうが混ざっていて、一部金色にしっかり完熟しているもののおかげで全体の糖度は想像より高かったです。
その代わり完熟しているものはひび割れ部分からの 腐敗などもあり、かなりしっかりと選果をしました。
デラウェアは同じく山形県おきたまの完熟と青デラの 2 種類を使用しています。
〇醸造について
山形のシャルドネをどんな風にワインにしていくのか、ぶどうの状態からボトリングするまでずっと考え続けてい たキュヴェです。
全房プレスの後木樽発酵はかなりゆっくりと1か月程、そして11月初めに発酵が止まってしまいました。
発酵が終わらずに冬を越すことは、さまざまなリスクが伴いますがここは徹底的に管理をして春になって動き出してくれるのを辛抱強く待つことに。
そ して3月、春の訪れとともに発酵がまた始まりました。
5 か月の樽発酵を経てステンレスタンクに移動して様子を見た後、このシャルドネ単体では欠けている要素であった「酸のある果実味」を補うために完熟デラウェアと青デラをブレンドして仕上げています。
ワインは生き物なので発酵が止まってしまうような想定外はつきもので、発酵を待ち続けるような心穏やかではいられないようなことも多々ありますが、ワインが健全に変化できる環境を整えたらあとは見守るしかないのだと、
いつも自分に言い聞かせています。これが本当に難しいと感じることが多いのです が、とても大事にしている部分でもあります。
今回はこのシャルドネが少し不安定な部分があったのでボトリング前の液体移動の際に亜硫酸を12ppm添加。
アタックのきゅっとする酸に木樽発酵由来の円みのある余韻が心地よいワインに仕上がりました。
〇ヒトコト
ぶどうの時点から手をかけ続け たキュヴェを無事にお届けできることをとても嬉しく思います。
〇ご注意ください
フジマル醸造所のワインはすべて、酸化防止剤の添加を最小限にとどめています。温度変化にさらされますと品質劣化の恐れがございます、低温での管理(15度以下)をお願いいたします。