Le Quattro Volte レ・クアットロ・ヴォルテ (カラブリア、サン・マルコ・アンジェンターノ)
Vivavi Bianco‐ヴィヴァヴィ・ビアンコ エディツィオーネ リミタータ 2021
オレンジ
品種:マントニコ100%
酵母:野生
醸造:セメントタンク発酵
熟成:大樽熟成
SO2:11 mg/l
コメント:かもし30日間、SO2無添加
2019年のように長くマセレーションをし、最後に木樽で熟成させた、ヴィヴァヴィビアンコの
限定ワイン。特に良いタンクのものを別途で熟成させた別次元の逸品
完熟マンゴー、黄桃、ミネラリーで複雑味、凝縮感が段違いのスケール
レ・クアットロ・ヴォルテは、カラブリア州中北部サン・マルコ・アンジェンターノに位置する、ダニエラ・デ・マルコとジャンピエロ・ヴェントゥーラ、同州コゼンツァ出身の著名なシンガーソングライターのダリオ・ブルノーリ(ブルノーリ・サス、蔵元名は2014年にリリースされた彼の曲名に由来)、エミリオ・チャンニの4人が営む小さな蔵元。
丘陵地に囲まれた多様性に富んだ畑は、自然保護区であるシラ国立公園とポッリーノ国立公園の中間に位置し、海抜200-400m、粘土質・石灰質の土壌を有し、ぶどうの質を高める為の基本的な「原材料」とも言える風通しの良い条件を備えている。
テロワールを強調しワインへの「気づき」をもたらす唯一の方法として、長年ダニエラとジャンピエロは有機農法に関するテクニックを学んできた。
栽培するブドウは土着品種のマントニコ、マリオッコ、マルヴァジア・ビアンカ、グアルナッチーノ。化学肥料、農薬、除草剤は一切使わない。
収穫は厳格な手作業で行われ、醸造においても基本的に酸化防止剤を使わない。2021年、ブルノーリ・サスの曲をきっかけとして、ワイン造りの哲学や伝統を維持しつつ、カラブリアの小さな蔵元はレ・クアットロ・ヴォルテとして生まれ変わった。
ダンスの様な四季の移り変わり、ブドウ畑のサイクル、時の流れへのリスペクト、自然の静けさや立ち止りは、ブルノーリ・サスの詩的・音楽的ビジョンとも重なる。
「日々は過ぎ、年月は去り、そして200回の新年に祝杯をあげよう。人は生まれ変わることが出来る。
望むなら再度生まれ変わることも出来る」(ブルノーリ・サス、レ・クアットロ・ヴォルテより)