Dalle Ore ダッレ・オーレ (ヴェネト、トゥリッシノ)
Acronia アクロニア 2020
白(オレンジ)
ぶどう ガルガネガ100
畑 1.4 ha 南西及び南東向き 海抜300 m
火山性粘土質土壌 ダブル・グイヨ方式 70 hl/ha
収穫 ハンドピック(8kg バスケット) 9月下旬
醸造 ステンレスタンク マセレーション(30日間)
SO2 45 mg/l
ワイナリーについて
ダッレ・オーレ家のヴィットリオ、マルコ、ルチアーノが運営する、ヴィチェンツァ近郊のア
ンノ渓谷で最も古い歴史をもつ畑、紀元前からワイン造りが行われてきたトゥリッシノ丘陵の
「ラ・ベルトラ」と呼ばれる区画を有する蔵元。1903年、彼らの曽祖父であるジローラモ・
ダッレ・オーレ氏が畑を購入、ぶどう栽培及びワイン造りを始め、2006年にワイン造りを始め
る。アンノ渓谷では、昔から農業にまつわる独自の「ルール」が受け継がれてきた。環境を総
括的にとらえ、動植物に敬意を払い彼らの生息地を維持するため、耕作地は全体の8割以下に
留める。土地の個性を維持するため微生物相や帯水層にダメージを与える化学肥料や除草剤を
使わない。彼らもこのルールに従い、土地の個性を表現したワイン造りを行っている。「曽祖
父が抱いていた情熱と自分達の土地への愛情と共に、自然農法を実践しているよ。自分達のぶ
どうは知恵によって育てられ、忍耐力と共に収穫され、そしてワインは情熱とともに造られる。
自分達のワイン造りはいつも自然に従い、最小限の介在がなされるだけ。ぶどうからワインへ
と姿を変える中、テロワールがその独自の個性を表現出来る様に務めているよ」とマルコは語
る。