Tenuta Macchiarola テヌータ・マッキアローラ (プーリア、ターラント)
Belle Vignole ベッレ・ヴィニョーレ 2021
白(オレンジ)
ぶどう フィアーノ100
畑 リッツァーノ 砂質土壌 グイヨ方式 25ql/ha
収穫 マニュアル(早朝)
醸造 除梗 ソフトプレス ステンレスタンク発酵 天然酵母 温度管理
マセレーション15日間
熟成 ステンレスタンク(シュール・リー、6-7ヶ月) バトナージュ
生産本数 1,800本
SO2 16 mg/l
ワイナリーについて
プーリア州、ターラント近郊にあるテヌータ・マッキアローラは1980年代中頃にスタートした蔵
元。クリスピアーノとリッツァーノの2つのエリアに19ヘクタールの畑を有する。2005年までは、
オーナーの夫で実業家のフランコ・デ・ヴィータがその運営を行っていたが、2006年にニコ(ド
メニコ・マンジョーネ)が受け継ぐ。2007年、自分達のテロワールの表現を目指し、本格的にワ
イン造りを初めるが、コンヴェンショナルなワイン造りに限界を感じ、2011年、最初の天然酵母
による発酵に挑戦。結果は全てにおいて満足の行くものではなかったものの、コンヴェンショナ
ルな造りと比べ非常に興味深いものとなり、ニコは有機農法と自然な醸造に基づいたワイン造り
に転向することを決心する。有機農法の最初のステップは、農薬や化学肥料によって失われた土
壌の活力を蘇らせることであり、この見識に基づいてワイン造りに関する全てを再考させられる
こととなった。2013年、ヴァン・ナチュールと呼ぶべきワイン造りに成功し、2014年には発酵時
のSO2無添加を実現。「ワイン造りのために必要なものは全てぶどうが兼ね備えていて、自分達は
何も加えたり取り除いたりしなくていいんだよ」とニコは語る。