フジマル醸造所
キュベパピーユ Classic 2021
品種 デラウェア100%
産地 大阪府
Alc 11%
醸造所 島之内フジマル醸造所 (大阪・島之内)
@shimanouchi_fujimaru
※瓶詰時 20ppm 亜硫酸塩添加
※無濾過
※無補糖、無補酸
※総酸度:5.8g/L
※総亜硫酸: 15.6ppm 遊離亜硫酸:3.7 ppm
『ワインを日常に』をコンセプトに日本の原料のみでワインを造り続け、日本の食卓に寄り添うような味わいを目指すフジマル醸造所さんより樽熟させたデラウェアのオレンジワインをご紹介致します!
濃い黄金色。デラウェアのキャンディー香は控えめで樽由来のバニラ、クローブ、ナツメグ香。
伸びやかで余韻も長い酸味、厚みのある果実味とコク。
旨味はしっかりと感じられ、くっきりした印象のワインです。
アルコール感があり飲み応えあります。大きめのグラスでゆっくり楽しんでほしいオレンジワインです!
スタートは冷やして飲まれることをお勧めしますが食事に合わせて温度帯を上げても楽しめるかと思います(^^)
ミートソースや煮込み系の旨味と相性が良さそうでした!ぜひご一緒にお楽しみください。
作り手さんから
引用:FUJIMARU WINESHOP
〇キュベに込めた想い
『自社デラウェアの美味しさを classic な作りに落とし込んだらどんなワインになるだろう?』
野生酵母で自然発酵、亜硫酸は瓶詰めまで使用せず、瓶詰め時も必要な時に僅かに添加するのみ。
ワインに含まれるのは、基本的にブドウだけ。
これがフジマルのワイン作りの基本で、補糖や添加物・培養酵母に頼らない、もともと classic なつくりともいえるのですが、このキュベ「classic」が表す特徴は、特に「醸し×木樽熟成」の部分のこと。
現代的なステンレスタンク熟成、トラディショナルなクヴェヴリ(甕)熟成とはまた異なる“classic な”デラウェアの美味しさを作り出せたかな、と思います。
〇ぶどうについて
大阪柏原市産デラウェアを100%使用。
〇醸造について
『デラウェア×醸し×フレンチオーク』
私たちが大阪柏原市で主力ブドウとして育て続けているデラウェア。私たちのデラウェアは小粒で皮が分厚い
ため、特に醸した時の味わいはパワフルで複雑、ワイン用ブドウとしてポテンシャルが高いと考えています。
これまで『デラウェア×醸し』のオレンジワイン自体は作り続けてきましたが、実はデラウェアのワインをフレンチオーク樽で熟成させたことはありませんでした。
2020 年・2021 年収穫のデラウェアはどちらも野生酵母による 2 週間の醸し発酵の後、ステンレスタンクで 1 年間熟成させた 2020 年収穫デラウェアのオレンジワインが想像以上にパワフルでフィネスも高かったため、これなら強めの樽香にも負けないと思い、新樽熟成を決めました。
これに、古樽で熟成した 2021 年収穫デラウェアのオレンジワインをアッサンブラージュすることで香味のバランスを整えています。それぞれ約 10 ヶ月の木樽熟成の後、亜硫酸塩 20ppm のみ添加して瓶詰め。「classic」だけど新しい、フジマルのデラウェアワインが新登場です。
〇ラベルコンセプトについて
ワインを作るには、まずブドウを育てて収穫しなければなりません。長靴を汚れているように描いたのは、ブド
ウを育てた方達の努力を表現しています。
その後、様々な工程を経て時間をかけて熟成させ、その上でやっと、ひとつのワインが完成します。
当たり前に知っていることですが、大事なワインのストーリーだと思います。
それをシンプルに、クラシックな雰囲気で絵にしてみました。(ラベル:青木もえか)
〇ご注意ください
フジマル醸造所のワインはすべて、酸化防止剤の添加を最小限にとどめています。温度変化にさらされますと品質劣化の恐れがございます、低温での管理(16度以下)をお願いいたします。