ココ・ファーム・ワイナリー
ぴの・ぐり 2020 (こことあるシリーズ)
品種 ピノ・グリ 100%
産地 北海道余市郡余市町登町 中川農園、木村農園
Alc 12.3%
酸度 6.4g/L.
残糖 1.3g/L.
醸造所 10Rワイナリー
※収穫方法 手摘み
※野生酵母
※低温発酵
※生産本数6247本
濃く完熟した果実を思わせる蜜の様な色味と香りです。
大きなグラスに注いで香りを嗅ぐだけで、満足感を得られます!
丸みのある酸と苦みがまるで金柑のようですこし花梨も感じ取れます。
味も良く、質の高さを感じられます。
ずっと飲んでいたいと思える心地良いワインです。
《こことあるシリーズ》とは?
ブルース・ガットラヴ氏が北海道岩見沢の10Rワイナリーで作る適地適品種のワインです。
ワイナリーコメント
引用:ココ・ファーム&ワイナリー
〇ぶどうについて
こことあるシリーズの「2020ぴのぐり」は、日本の北海道余市の優れた栽培家が育てたピノ・グリから造りました。2014年にはじめてピノ・グリからワインを造り、2020年は7回目のヴィンテージです。
こことある「2020年ぴのぐり」は力強く、果実の特徴が強調されるようなワインのタイプとなりました。日本の北国の爽やかさを反映した「2020ぴのぐり」です。ごゆっくりどうぞ。
〇醗酵について
葡萄を選別した後、房ごと低圧で搾った。培養酵母(VL3、CH9)使用。
〇味わいについて
香りはグレープフルーツやシトラス、洋梨の果実に、はちみつやトマト、フェンネル、干し草などを感じる。味わいはさわやかな酸とフレッシュな果実味を感じ、余韻に香ばしさやほろ苦さを感じる事ができます。
〇料理との相性
フルーツトマトのカプレーゼ、大根のぬか漬け、田楽茄子、マカロニグラタン、ガーリックシュリンプ、魚介のフリカッセ、蟹クリームコロッケ、ディアボラ風チキンソテー、栗の炊き込みご飯
〇飲み頃について
2021~2025年は、フレッシュで豊かな果実味のある味わいが続きます。2026年からは、甘やかなフルーツの印象が落ち着き、熟成により一体感が出るでしょう。
〇品種特性について
現在世界中で造られているピノ・グリには、色々なタイプがあります。
溌剌とフレッシュなイタリアのピノ・グリージョ(Pinot Grigio)、リッチかつまろやかなニュージーランドやカリフォルニア、ねっとりと絡みつく蜂蜜のような舌触りでスパイシーなコクのあるアルザス地方。
さらにドイツではルーレンダー(甘口)またはグラウブルグンダー(辛口)の別名もあり、スイス、ハンガリー、スロヴェニア、ロシア、モルドヴァ、カナダなど実に様々な場所で様々な解釈でピノ・グリのワインが造られています。