サンマモルワイナリー
津軽ワイン セニエ 2024
品種 スチューベン100%
葡萄産地 青森県鶴田町
Alc 10.5%
醸造所 サンマモルワイナリー (青森県)
特徴 ◆野生酵母◆無添加◆開栓注意◆ベリー香◆酸味◆苦みあり
青森・サンマモルワイナリーから、待望の新作が届きました!
スチューベンの生産量日本一を誇る青森県。
その中でも特に栽培に力を注ぐ鶴田町の農家さんとの出会いから生まれた、無添加仕上げのナチュラルな微発泡ワインです。
グラスに注げば、鮮やかなルビー色が目を引きます。
口当たりは軽やかですが、無濾過・澱がらみならではの“うま味”がぎゅっと凝縮された一本。
ベリー系のチャーミングな果実味と、キレのある酸が心地よく、軽快な飲み心地。
身体にじんわりと馴染む、やさしく自然な味わいが広がります。
キンと冷やして、ぜひお楽しみください!
発泡は穏やかなので、開栓後は“シュワっ”とした微発泡感を味わえるうちにどうぞ。
作り手さんより
引用:下北ワインサンマモルワイナリー
〇畑について
2022、2023と契約していた畑(農家さん)の近くということもあり、土壌を含む環境的なところはほぼ同じ。
化学的な肥料を使用せず、有機栽培をしている。2024より契約栽培を開始した農家さん。
〇ぶどうについて
2024は、著しく雨が少なかったというよりは、雨が長く続かずラブルスカにしては適度に降った年。
継続的な雨ではなかったため、病気も少なく健全なブドウが多く収穫された。
夏場の昼の厚さは平均並みだったが、日が暮れると涼しくなり寒暖差がはっきりしていたこともあり果実の色付きは良好。
暑さによる酸の抜けも少なくバランスの良い果実味だった。
糖度:20.6%
熟す前に収穫を終えた。(長く付けていたら22%と予想)
〇醸造について
収穫の10日前に約100kgほどスケールアップ用に小仕込みをし、野生酵母にて酒母立てを行った。
仕込は3,000kg。80%除梗+破砕後、タンクへ投入。約15°Cをキープし、12日間の醸し。
その間、ピジャージュ2回と引く抜く直前にルモンタージュ1回を行い、果皮からのニュアンスを確認。補糖および発酵助成剤のような窒素剤、SO2などの添加はナシ。
引き抜いた発酵中のワインをモバイルタンクに移動し、発酵期間はトータル約40日。
その間、エアレーションを2回行った。
約8g/lの還元糖を確認し、10°Cにてスタックをさせ酒石処理を行った。
約3カ月、密閉されたタンクにて貯蔵し、ノンフィルターにてボトリング。
総亜硫酸28ppm 。(SO2の添加はゼロ、発酵由来の自然発生副産物として28ppm)
〇味わいについて
木イチゴのような甘酸っぱい香り。バランスがとても爽やかな印象。
アルコール度数が10.5%というとこと、北国由来の繊細な酸も相まってより軽やかに楽しんで頂ける1本となっております。
ナチュラルワイン愛飲家のみならず、女性層や若年層にもオススメできるペットナットとなります。
セニエとはアルコール発酵の途中で、果汁だけをすこし抜き取る作業です。