FRED LOIMER / フレッド・ロイマー
Gluegglich Weiss NV グリュックリッヒ・ヴァイス NV
品種 グリューナー・ヴェルトリーナー主体
産地 オーストリア・ニーダーエスタライヒ
Alc 12%
醸造所 フレッド・ロイマー
特徴 ◆柑橘系◆スパイス◆桃香◆スッキリさわやか◆酸味あり
色味はやや濁りのあるオレンジ。
酸味と果実味が溢れ、ジューシーでうま味をしっかり感じられます!
〇コンセプトについて
gluegglich はドイツ語で“happy”という意味で、幸せの意味を込めて、ワイン名をgluegglichとしました。
19 世紀の昔ながらの伝統と今日の知識を組み合わせ造られたライトオレンジワインとなります。
〇ぶどうについて
グリューナー・ヴェルトリーナー、リースリング、シャルドネ、ツィアファンドラー、ロートギプフラー、トラミナー、ソーヴィニヨン・ブラン、ムスカテラー、グラウブルグンダー、ヴァイス・ブルグンダー。
手摘みの葡萄を使用。
畑エリアはグンポルツキルヘン、ランゲンロイス 標高 240-350m。
土壌は黄土、海底堆積物、石灰岩砂利 樹齢 10-85 年。
〇醸造について
ヴィンテージ比率は2022 年 50%、2021 年 25%、2020 年 12%、2019 年 7%、2018 年 4%、2017 年 2%。
一部は除梗を行い全房にてプレス、古い樽にて自然発酵。
全ての澱と共に 4 カ月間、さらに細かい澱と共に 2 カ月間、ヴィンテージによって最大 3 年間の熟成。
熟成のタイミングで以前のヴィンテージとブレンド。
数か月間寝かせたのち、2023 年 10 月 18 日にボトリング。
無清澄、無濾過、ボトリング時のみ 10 mgの硫黄を使用。
【FRED LOIMER / フレッド・ロイマー】
クオリティマニア”という異名もつ、妥協なき醸造家フレッド・ロイマー。
ウィーンから北西に車で 1 時間走ったランゲンロイスという村に、伝統とモダンを兼ねた通称”ブラックボックス”にて醸造を行っています。
ビオディナミ農法で育てられた葡萄の理想となる畑の環境は、昔ながらの栽培風景を再現すること。昔の人たちはブドウを栽培するだけでなく、その隣で家畜を飼い、野菜など様々な植物も育てていました。
現に畑では放牧やハーブや様々な植物が一緒に植えられています。
ロイマーの目指しているワインは、ワインの糖度やエキスの濃縮だけを重視するのではなく、葡萄本来のアロマに満ち、テロワールの特徴を最大限に引き出したワインです。
科学の発達した現代、効率ばかりが求められますが、ロイマーは、あえて昔のやり方にすることで、ブドウの可能性を最大限に引き出しています。
そうした環境の中で、伝統的なスタイルからナチュラルなワインまで、意欲的に様々なワイン作りにチャレンジし、日々、畑と向き合っています。